兵士の父

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/8824/2nd-Ussr/1965-father-of-a-soldier/
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00006LPEN/qid=1087143410/sr=1-1/ref=sr_1_1/102-1551829-1301727?v=glance&s=dvd

id:krokawa邸にて鑑賞。すげえ感動。
グルジア人の兵士の父親が、負傷して入院中の息子に会うために故郷を出てくるが、息子はすでに退院して前線に戻っていて。息子に会おうと最前線に向かう。息子の部隊がどこにいるかなどわからず、手近な歩兵部隊に同行するうちに隊の一員として認められ、ドイツに向かって進撃していく。
その父親というのが朴訥な農夫でロシア語が読めない。
ソ連国境まで達したとき、CCCPと書かれた国境標識を見て「これ何て書いてあるんだ」と仲間に質問するところなんかが笑えたり。
新年を祝うために楽団が深夜に慰問に訪れるのだが、誰も起きている者がおらず、隊長は追い払おうとするが考え直し、「グルジアの曲を演奏してくれ」と頼む。塹壕の中、寒さに震えて眠る兵士たちの間に、曲が流れるところは泣かせてくれる。
ドイツ国内まで進撃したところで、ようやく息子の所属する戦車部隊に追いつく。が、名前をたずねても知るものはいない。戦車部隊は進撃を開始するのだが、その前方にはブドウ畑が。農夫であるグルジア人は戦車の進撃を身体をはって止める。
ファシストも同じことをやった」という戦車兵、「お前もファシストになるのか」と反論するグルジア人。その真摯さに、戦車隊は迂回することを決める。
最後には息子と悲しい再会を果たし、そこで話は終わる。
 
結論:ともかく鑑賞しなさい。ただ、DVDメニューがぜんぶロシア語なのでロシア語分からないと日本語スクリプトの出し方が分からないのが欠点だけれど。ああ、そういえば英語とフランス語メニューもあったっけか。