蒼穹のファフナー

ここのところ観る暇と気力がなかったので1週間分のアニメを一気に消化。まあかなり切り捨てたので本数は少ないのだが。
舞-HiMEには泣いた。録画失敗してたので。
あとファフナーには本気で泣けた。


フェストゥムにとり憑かれた甲洋を、仲間だからというそれだけの理由で守ろうとする友人たち。そんな彼らに甲洋は、うつろな目で「ありがとう」と告げる。そのありがとうは、今彼をかばってくれている状況にではなく、かつて助けようとしてくれたことに対する「ありがとう」だ。果たせなかった行為についての謝意。だから友人らは涙するし、自分もやられた。
心の底からの「ありがとう」は魂に訴えかけるものがある。それをこの作品は十数話を費やして実現してくれたのだ。