AIR

linda32005-05-09


とりあえず、観鈴のお話を終わらせる。
感動というか、心の深いところを触れられるような感じがあった。


人間どうしの関係の原初のものは家族、それも母親と子供の間にあるものなのだろう。それを前提にして人間は家族以外との関係を構築していこうとするのではないか。
物語というものを考えたとき、登場人物が一人であっても他者との関係は描かないわけにはいかない。いや、一人だったらば尚更、深く深く描写しなければならないのではないか。だから、自分と他人というものがはっきりと区別できていない人間にはきちんとした物語を構築することが出来ないのではないか。
そういうことを、AIRをプレイして感じた。