両親殺害の水戸の無職少年、家族の忠告が重圧 (読売新聞)

http://news.www.infoseek.co.jp/society/story.html?q=26yomiuri20041126ic03&cat=35

やりきれんねぇ。
少年が精神の変調をきたした理由はわからないけれども、その後の家族の対応は一番やっちゃいけないことのオンパレードだ。行き着く先が自死かストレス因の排除に向かうのは自明のことであり。

 調べでは、少年は昨年春に高校を卒業した後、合格していたコンピューター関連の専門学校に進学せず、就職もしていなかった。みかねた母親(48)が当初は説き伏せるような口調で、祖父(76)も「男の子なんだからしっかりしろ」などと、それぞれ手に職をつけるよう繰り返し忠告していた。

進学も就職もしない(というか出来ない)理由は何なのか、先ずはそれを考えるべきだろう。本人にいくら問い詰めても答えは返ってこなかったと思うが、だったら尚更、原因を探るべきだった。原因もはっきりしないのに問題を解決するよう要求したのは乱暴すぎる。

何事もそうだが、原因を放置して表面的な問題解決を図っても仕方が無いと、どうして気づかないのか。疑問でならない。