蒼穹のファフナー

ここのところ録画して放置していたので一気に消化。
すんげえ面白いんですけれど。
で次の一時間スペシャルで最終回を迎えるわけですが。これだけ魅せてくれたのだから、どんな結末になっても許容できる気がする。
善対悪という構図でもなく、まず敵を「よくわからない存在」として設定したことで、個々のキャラクターが目の前の理不尽をどう受け止めるかという描写に徹することが出来たのがポイントであろうか。
喜びもあれば悲しみもあり、互いを理解できない断絶があり、パイロットには成長と同時に生命の危機がある。前半でばら撒いた伏線を、後半になって存分に使ってくれている。
作品への評価はいろいろあるだろうが、自分はこの作品を肯定する。